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たいせつな子どもたちを感染症から守る

私たちはご家庭でもできる予防知識普及から、幼稚園、保育園、子ども園を対象に感染症対策の物質的・知識的支援活動を行っている団体です。

幼稚園、保育園などでは免疫力が低い子どもたちが集まり、ノロウイルス、インフルエンザなどの集団感染が起きやすい環境です。

「子どもたちはいろんな感染症にかかることで免疫を獲得するのだ、むやみやたらにそれを防ぐことはよくない」このような意見もあります。
参考獲得免疫とは

しかしながらノロウイルスやインフルエンザは、一度感染しても長期間の免疫は獲得できません。なぜならば同じ名称をもつウイルスの種類が多岐にわたること、またそれ自体の変異も早いからです。さらに子どもたちの密度が高い場所では、感染が急速に拡大するので1シーズンで何度も感染してしまうこともあります。

「うちの子はワクチンを接種しているから大丈夫」ということもよく耳にします。しかしながら厚労省の発表によると、6歳以下児童のワクチン接種後のインフルエンザ発症率は70%に登ります。
ワクチンは効果がない、という話ではありません。ワクチンの作用はそもそも「重篤化を抑える」もので、感染を防ぐというものではありません。
すなわち、ワクチンを接種しても感染はします。そうすると被接種者から他人に伝染するリスクは依然残ります。それ以上に、同じインフルエンザウイルスでも多様な型があり進化も早いので、接種したワクチン以外の型に感染した場合、残念ながら全く効果を期待できません。

またインフルエンザは毎年流行る病気ですが、重篤化すると脳炎、脳症などのリスクを伴います。
ウイルスが脳内に侵入・増殖し、炎症を起こすことをインフルエンザ脳炎といい、ウイルス自体は脳内に侵入していないが、それに対する過剰な免疫反応により症状が見られるものをインフルエンザ脳症といいます。参考インフルエンザ脳炎、脳症とは
より重篤化するのはインフルエンザ脳症で、患者の25%に知的障害、体のまひ、てんかんなどの後遺症が残るということです。また最悪の場合、死亡してしまうこともあります。
残念ながら、現在のところインフルエンザの感染から脳症を予防する方法はありません。インフルエンザ感染自体を予防することが大切なのです。

免疫が低い子どもたちが多く集まる場所では、感染リスクは非常に高くなります。何も対策をしなければ、瞬く間に感染は拡大し、感染したすべての人が脳炎、脳症になるリスクを追うことになります。保育園、幼稚園、子ども園でどのように感染拡大をシャットアウトするかが大きな課題でした。

無償配布の弱酸性次亜塩素酸水溶液の活用による
保育園、幼稚園、子ども園での感染症拡大の抑制

2013年より、静岡市内の幼稚園、保育園に、地域企業の協力を得て、弱酸性次亜塩素酸水溶液の無償配布活動を行ってきました。似た名前で「次亜塩素酸ナトリウム」というものは漂白剤の原材料名でよくご存知かと思いますが、これとは異なる物質となります。次亜塩素酸ナトリウム自体は殺菌力が非常に強いのですが、アルカリ性で人体に刺激性が強く、子どもたちがいる環境での使用には向きません。弱酸性次亜塩素酸水溶液は次亜塩素酸ナトリウムを弱酸性にシフトした物で、皮膚刺激性がない上に、殺菌力は次亜塩素酸ナトリウムの80倍の能力を持つことで知られています。そのため薄い濃度でも効果を発揮することができ、人体に対する刺激性もほとんどなく、子どもたちがいる環境でも使いやすいものとなっています。

弱酸性次亜塩素酸水溶液の主成分は「次亜塩素酸」で、人体の白血球が、外部から侵入した異物を貪食後、分解するために用いるもので、自身が分解した後は水と塩化物イオンという無害な物質しか残らない、安全性、効果の面からも非常に優れた物質です。
参考次亜塩素酸とは

配布した園からランダムに30施設を抜粋してアンケートを行った結果、86.3%で「昨年度(弱酸性次亜塩素酸水溶液使用前)より感染症の蔓延が減った」との回答を得ることができ、すべての園で今後も現在の寄付という形で使用していきたいという希望をいただきました。
参考幼稚園、保育園、子ども園の先生方の実際の使用感

この活動を通じて集団感染をを減らすことができ、見えない事故を防ぐことができたことが何よりの喜びです。現在配布園は500園を超えました。この活動を拡大し、すこしでも多くの子どもたちを救っていきたいと考えています。
参考無償配布を受け取るにはどうすればいいの?

我々が掲げる3つの目標
無償配布で達成できる新しい未来

集団感染の起きにくい、安心して預けることのできる園を実現

無償配布によりすでに多くの園で集団感染ゼロ、もしくは減少を達成しています。先生方が正しい知識をもち、実行していくことで感染者数を減らすことができます。当団体は感染症対策の最新知識のアップデート、物資を提供することで園の感染症対策を全力でバックアップします。

予防に努めることで医療費の削減を達成

インフルエンザの年間感染者数は延べ1000万人を超えます。一人当たりの医療費が約1万円ですから、国の医療費負担は1000億円に登ります。その負担を少しでも減らせれば、その予算は不足している保育園や幼稚園、子ども園の設立に充てることもできるでしょう。

お母さんの社会進出の実現

子どもたちの急病は、働くお母さんたちの社会進出の妨げとなっています。企業としては安定した労働力を確保したいですし、お母さんも全力で働きたいのです。しかしながら免疫力の低い子どもたちはいろんな感染症に襲われます。そのたびにお母さんがたはお迎え、看病などをせねばならず、企業にとって雇用は難しくなってしまいます。集団感染が起きなければ、急なお迎えや休みを減らすことができ、採用企業側でも安定した労働力としての雇用へと変化するはずです。

活動費用はどうやってでているの?

現在の活動費用は主に弱酸性次亜塩素酸水溶液の購入費用として、園長会、もしくは園に対する使用方法の訪問説明、勉強会などの開催、移動費用が必要となります。活動費用としては30社近い企業スポンサーをいただいており、また弱酸性次亜塩素酸水溶液の製造メーカーの全面協力のもと行われております。しかしながら配布園数が500を越え、多数の園から無償配布希望がありますが、資金的にはまだまだ足りていないため、随時協賛企業を随時募集しております。コンセプトはあくまで「地域の企業が地域の子どもたちを守る」です。皆様の協力のもと、この活動を広げることができますので、是非ご賛同をよろしくお願いいたします。
参考無償配布されている弱酸性次亜塩素酸水溶液製造メーカーはどのような会社なの?
参考協賛企業にはどうすればなれるの?どのようなメリットがあるの?
参考個人で賛同したい場合にはどのようにすればいいの?

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